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オリンパス株式会社 損失隠しでの「飛ばし」で千数百億円
オリンパスが損失隠しに使っていた「飛ばし」は、保有株や不動産が値下がりした企業が損失表面化を避けるため、バブル崩壊後によく使われた粉飾決算の手法だ。決算期が異なる関連企業に、含み損のある有価証券などを一時的に売却する、などの手口がある。
オリンパス株式会社の損失隠しは1000億円を超えた。
損失隠しに使っていた「飛ばし」は、1997年の山一証券問題が思い出されるが、山一証券は、同社がかぶった顧客の損失を、海外のペーパー企業などに移し替える「飛ばし」を行い、簿外債務は2684億円に上り、自主廃業の一因となった。バブル期には、企業が余剰資金を使って運用利益を増やす財テクが広がったが、バブル崩壊後は株価下落などで含み損が膨らみ、「飛ばし」が横行した。
オリンパス株式会社は、投資有価証券の損失隠しが明らかになったことで、株価は33年ぶり安値となり、平成23年11月9日、東京株式市場で、150円安の584円まで大幅に下落した。
上場廃止のリスクを警戒した投資家の売りが膨らみ、取引開始後は一時売買が成立せず、投資家の持つオリンパス株が紙同然の価値になってしまうことが懸念されたようで、一般投資家からの売り注文も殺到したようで、衝撃的なニュースの直後、オリンパス株はストップ安のまま取引を終えた。
(毎日新聞/産経新聞ニュースより抜粋)
このオリンパスの損失隠しの飛ばしによる粉飾決算は平成23年、日本に襲った3月の未曾有の大震災によって、東京電力をはじめとする電力会社の株価暴落など日本経済は大きな打撃を受け、さらにはギリシャ問題、史上最高の円高に見舞われ、不景気の流れにあるなかの、衝撃的な経済ニュースとなったといえよう。
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