PBRとは
株価純資産倍率。資産に対する株価の割安度合いを見る指標。
PBR=株価/1株純資産
PBRが低いというのは、本来の価値よりも評価が低いということになる(=割安)。
東証が低PBRについて渇を入れている
東京証券取引所に上場している企業の中には、PBRが1倍を切る”低PBR”状態の企業が多い。業績が悪くて低PBRになっているのではなく、トヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャルグループなど、日本屈指の優良企業もPBR1倍割れを放置しており、このような企業はプライム市場の実に約5割にもなる。東証では外国人投資家も売買をしているため世界的な指標であるPBRを軽視している現状は恥ずべき状態。そこで、東証が低PBRを改善するよう、異例の要請を出した。
要請の結果、PBR改善に向けて動き出す企業が出てきており、株価が急騰するケースも散見される。PBR改善の取り組みとして配当を増やしたり自社株買いをしたりすることがあるので、この動きは株主にとって大きなメリットをもたらす可能性がある。
ちなみに、テスタ氏はこの話が出始めた2022年の段階で低PBR企業のピックアップして投資済みとのこと。
低PBRを軸に銘柄検索してみる
井村氏の条件
- PBR1倍以下
- 配当利回り3%以上
- ROE6%以下
※ROEとは自己資本利益率のこと。企業がどれだけ効率的にお金を稼いでいるかを示す指標
テスタ氏の指標
- 時価総額1000億円以上
その他
- 東証3市場のみ
アクティビストとは
モノ言う株主のこと。
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